目次

● 銀色のカーテン(1)

● 銀色のカーテン(2)

● 銀色のカーテン(3)

● 銀色のカーテン(4)

● 銀色のカーテン(5)

● 銀色のカーテン(6)

● Hello world!

銀色のカーテン(1)

「いいかい?よーく聞くんだよ、君は大人になったその日の夜から数えて3日目に銀色のカーテンを3枚見付ける事になる。君は銀色のカーテンをその日の内に開けなければならない。開けなくても僕は一向に構わないが、もしも開けずにいたら残念ながら君は死ぬ事になる。この事については今この夢から覚めた時に覚えておく必要があるだろうね。いいかい、カーテンの数は3枚だ。1つ忠告なのだが、開けてもいいカーテンは1枚しかない。後の2枚を開けても君が死んだりする事はないが、最初に言ったように銀色のカーテンを開けるのはその日の内でなければならない。従って違うカーテンを開けている間のロスタイムは君の命取りになる可能性があるという事だ。君は、たぶん目が覚めたら『なんか気持ち悪い夢みた~』と言うだろう。しかし、起きて3分後君は「痛い!」と叫ぶ事になる。ちょっと痛い思いをさせてしまうのは申し訳ないが、君がこの夢を現実として受け止める為にはこの方法しかない。君は、星占いとか迷信を嫌う可愛げのない子だから仕方がないんだよ。銀色のカーテンを無事に開ける事が出来たら、ご褒美が待っている。僕からのメッセージは以上だ、では、幸運を祈るよ」
「なんか気持ち悪い夢みた~」私は起きて直ぐに、台所で朝ごはんを作っている母にそう言った。なんかこの台詞も夢でも言ったような気がする。「何?気持ち悪い夢ってどんな夢?」「なんかね~予言って言うかね変なおじ痛っ!」「どうしたのっ?」「痛ったーい、何でこんな所に漬物石が置いてあるのよ~、うっわ、痛ったーい」「だいじょうぶ?なんでって、どうしてこの大きな漬物石に気がつかないのよ、全くソソッカシイったらないわね」待って、ちょっと待ってよ、これさっき見た夢じゃない?爪が剥がれてきてるよ、何これ。おじさん?そうおじさんっぽい声だった、何て言ってたんだっけ?確か、カーテンが何とかって言っていたよね。大人になった3日後とか言ってたはず。どう云うコト?何なのコレ。

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